漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
数年前から母の体がおかしくなり、徐々に体の自由がきかなくなってきたので変だと思い病院を受診しました。
初めはパーキンソン病だと診断されていたが、パーキンソン病薬が効かないためおかしい、と言われました。
病院を変えてみると、多系統萎縮症という難病であることが分かりました。
この病気は、50代で発症する事が多く、小脳や自律神経領域の規制がきかなくなります。一度なれば改善する事はなく、徐々に症状が進行し、筋肉が硬直し、運動障害が起こり、血圧などの色んな機能の障害が起こってきます。
そして、最終的には死に至る疾患です。
病院での治療は、進行を遅らせることが出来る可能性のある小脳のお薬とリハビリしかありません。
どんどん症状が悪化する母を見ていて、藁にもすがる思いで東京の多系統萎縮症の会の方に電話しました。
その方から『漢方薬』という選択肢もあるかもよ?と言われたので、シモダ薬局さんにお電話しました。
多系統萎縮症の詳細はまだまだ解明されていないが、小脳や神経などの病気であるので、この辺りの信号伝達がうまく伝わったり、細胞が活性化したり、血行が良くなったり、栄養がちゃんと行くことで本来の自分の力を取り戻せれば、改善できるかもしれないと言われました。
他に治療法がある訳でもないので、まずは母に服用してもらうことにしました。
飲み始めてから、ウソのような事が起こりました!お風呂に自力で入っていたのです!
今まで症状が悪くなる一方で病気が改善したことはありませんでした。
母が自分の意志で動くことが出来なかったのが、一人で考え行動する事はとても考えられない事です!!とっても喜ばしいことでした(^_-)-☆
これで、この病気の人たちに知ってもらえれば、病気の解明に繋がるかもしれません!!
多系統萎縮症のお悩みでご相談に来られた息子さん、お母さんのために一生懸命治療法を探されていて素晴らしいと思います。
たまたまとはいえ当店にいらしてくださり、しかも症状が改善し始めた事に、本当に驚いて、そして本当に喜んでいただけました。
初めてご来店の時に、「この病気が良くなっている方は一人も居ないんです!」って自信を持って言うので、私が「では、多系統萎縮症の改善例第一号になりましょう!!」ってお話したのを覚えています。
この病気で悩んでいる方は、思いのほかいっぱいいらっしゃって、みんな治療法もなくリハビリを一生懸命頑張るしかないようです。
だんだん動かなくなる自分をただただ待つしかない、という諦めの方もたくさんいるそうです。
そういった同じ病気で悩む方のために、是非、「多系統萎縮症も改善する事が出来るんだ!!」って教えてあげたい、と熱い気持ちを話されておりました。
TEL:0274-23-1644
住所:群馬県藤岡市下栗須199-3